パニック障害(予期不安)と整体・カイロ

パニック障害(予期不安)と整体・カイロ

はじめに

当院では院長自身が20代の頃にパニック障害(予期不安)を経験、克服しています。

院長のパニック障害体験談はこちら

そんな過去の経験から学んだ事を日々の施術に生かす形で多くの方々をパニック障害(予期不安)の症状から救って参りました。

院長自身は社会人時代~カイロプラクティックスクールの学生時代に掛けて症状が出ておりましたが、学校での矯正の練習(※1)や生活時間の変化、取り組む運動の見直しなどで発症から約1年半~2年弱ほどの期間で自力でパニック障害(予期不安)を克服しており、その後の再発もございません。

当院の施術では各種整体術やカイロプラクティックのテクニックを使用しパニック障害(予期不安)に大きく影響を与えてしまう不良姿勢や浅い呼吸(自律神経と連動します)の改善を念頭を置いた施術をご提供させて頂きますので、治癒までの期間は私の自力克服時よりも遙かに短い期間で多くの方がパニック障害の発作や予期不安から解放されています。

発作が無くなるまでの施術回数(期間)は発症から現在に至るまでの期間にも影響されますので経過期間が短い方の方が年単位で慢性化している方よりも短期間で治まる傾向に有ります。

※1:私が学生時代に練習をしていた矯正はパニック障害に特化した矯正では有りませんので、「学生時代の練習の中にパニック障害に効果的な矯正も含まれていた」程度でお考え下さい。当院での矯正術はパニック障害(予期不安)を念頭に置いた内容となっております。

当院の考えるパニック障害

パニック障害(予期不安)発症の流れ

それでは当院の考えるパニック障害に対する考え方を記したいと思います。

自身の体験と当院にお越しになられる方々の多くに以下の様な共通点が見られます。

•慢性的な不良姿勢、不規則な生活、精神的ストレス、過度な筋トレやスポーツ、カフェインの過剰摂取、日々の仕事により肉体疲労が蓄積される

•身体の強張りにより浅い呼吸が慢性的に続く

•交感神経(戦闘モードになぞらえて俗称ですが戦闘神経などと呼ばれたりもします)が過度に刺激される

•過度な交感神経の働きが満員電車や狭小空間、室内の照度、地下や高層階など発作の条件を満たす状況下で激しい動悸や息苦しさとなって発症。

•発作が繰り返される事でトラウマになり予期不安に発展してしまう。

多くの方がこの様な経緯を辿ります。

その為、不良姿勢の改善や自律神経の調整に主眼を置いた施術と姿勢や生活改善をする事で次第に発作も減り、その実績が安心感に繋がり次第に予期不安も解消する流れになっています。

パニック障害に付随した健康問題

パニック障害は不良姿勢由来の浅い呼吸が招く自律神経失調症の1つと当院では考えています。(浅い呼吸→酸欠状態→交感神経の働きが過敏に→パニック障害)

実際当院へお越しになる方々もパニック障害と共に他の健康問題を抱えている事が比較的多いです。(当時の私も胃腸の問題や眠りが浅いなどの問題が併発していました)

日々の業務で感じるパニック障害と共に健康問題を抱えている方に多い悩みは以下の通りです。

●頭痛

●首の凝りや痛み

●目まい、耳鳴り

●背中の痛み

●眼精疲労

●気持ちがスッキリしない(不安・倦怠感・集中力欠如)

●不眠、眠りの浅さ

●胃や腸の不調

●生理の問題 etc・・・

いずれの健康問題も不良姿勢や自律神経の乱れに大きく影響されるので、不良姿勢の元になっている筋肉の過度な緊張を和らげ、手技療法的アプローチで自律神経の働きも安定させる事でパニック障害の発作同様に改善する可能性を秘めています。

パニック障害の時に避けるべき事、推奨される事

この項目は実体験に基づく考察と当時実際に心掛けていた事です。パニック障害を早期に克服する上で少しでも参考になれば幸いです。

避けるべき事

•冬は気温も低下し必然的に厚着になります。その為、冬の電車移動はロングシート車輌の場合、着座した場所の左右の座席が埋まってしまうとを自ずと窮屈な感じになり肩を窄める様な状況になってしまいます。

日常的に胸郭は出来るだけ圧迫したくないので、どうしても座りたい場合はシートの末端に座りましょう。

•就寝時は極力仰向けで寝ましょう。うつ伏せや横向きでの就寝は胸部を圧迫する形になってしまいます。就寝後は無意識に寝返りを打っているので仕方ありませんが意識が有る内は胸部を圧迫しない様に努めましょう。

•普段から腕組みの習慣が有る人は、これも止める様に努めましょう。背中を丸くし必然的に胸部を圧迫してしまいます。

•私の実体験の所でも記載しましたがダンベル運動や腕立て伏せなど胸部に対する高負荷の筋トレは控えましょう。

•頭を垂れてスマホを操作したりパソコンのモニターを食い入る様に見入ってしまうと胸部の筋肉の柔軟性が無くなって来ます。それらを操作する際は横から見た時に肩と耳が同じライン上に乗っている事を意識し操作をしましょう。

•女性の方ですと肘を曲げてバックを持つ習慣の有る人は控える様にしましょう。特にバックが重くなればなるほど胸部の筋肉の拘縮を強めてしまいます。

•交感神経を刺激しますのでカフェインの摂取は控えましょう。

•就寝直前までスマホやパソコンの操作、TVの視聴は止めましょう。

•極端に熱過ぎる風呂に入る事は避けましょう。冬でも40~41℃程度がお勧めです。

推奨される事

•ジョギングやウォーキング、ストレッチなどはお勧めの運動です。

その際のポイントとなるのが「肘」です。意識して肘を後方に引く事で胸郭が拡がる方向に作用し結果として矯正方向(深い呼吸がし易い方向)に誘ってくれます。

また通常の歩行時は肘を伸ばしたままでも構いませんので手を大きく後方に振って歩く意識を持って頂けると理想的です。

寒いからとポケットの中に手を入れて歩く事は姿勢を悪化させますので止めましょう。

•重い段ボール箱など両腕で荷物を抱える形で運ばなければならなかった際は荷物を下ろした後に必ず胸部を拡げる方向にストレッチをしてみて下さい。

上記の画像の様に真横方向と斜め45°真上方向の3種が出来ると理想的です。いずれにせよ胸郭を拡げる動作は積極的に行いたいものです。

•出来れば夜の12時迄には就寝する様にしましょう。夜間は副交感神経が優位になる時間帯ですが特に深夜12時を過ぎても起きていると自律神経のバランスを乱してしまう要因になります。

•自宅の照明は蛍光灯でもLED照明でも「昼光色」「昼白色」は極力避け(交感神経が刺激され易くなります)、リラックスし易いとされる「電球色」にしましょう。

•身体を冷やさない様に意識する事や適度に温める行為は大いに結構です。

•最新の研究によると腸内環境が整っている事も副交感神経を刺激する上で重要なポイントになっていると言う事が分かっています。(副交感神経は腸の蠕動運動にも関与しています)

積極的に食物繊維や発酵食品、整腸剤などで善玉菌を積極的に摂取し、ジャンクフードや激辛料理などの極端な刺激物、にんにくの過剰摂取(善玉菌も含め殺菌力が強いです)、食パンなどの精製された小麦製品の摂り過ぎ(腸内環境を悪化させます)も避けましょう。

当院に於ける手技療法でのアプローチ

再三の繰返しになりますがパニック障害の方に関しましては自身の実体験から深い呼吸がし易くなる事と自律神経を安定させる事に重点を置いた施術をさせて頂きます。

基本的な流れは他の症状同様にまずは全身の筋肉の偏った筋拘縮をつるた療法筋膜リリースなどで弛緩させ、カイロプラクティック術やバランス療法BRM療法オステオパシーの手技で骨格的な歪みも矯正方向に操作させて頂きます。

特に姿勢と呼吸に関わる筋肉の調整や上背部から頭蓋骨に掛けての矯正が重要になります。

また股関節のアンバランスも全身の歪みに影響を与えますので股関節周辺も必ず矯正方向に操作をさせて頂きます。

※世の中しきりに「骨盤矯正」と言った謳い文句が溢れていますが骨盤を歪ませる根本的な要因は股関節の変位に有ります。つまり骨盤を矯正しても股関節の矯正をしなけば骨盤矯正の意味は殆ど有りません。

最後に

私自身がパニック障害(予期不安)を体験出来たと言う事は当時こそ不安しか有りませんでしたが今となっては同じ症状に悩む人達の気持が理解してあげられると言う事で結果良かったと思っています。

深い呼吸と自律神経の安定を取り戻す事が鍵になりますので当ホームページをご覧になられている方が通院が難しい距離に住んでおられる方々は正しい姿勢と深い呼吸の意識を深めて頂く事と、自律神経を安定させる方向で生活習慣を改善してみて下さい。

姿勢が改善され深い呼吸を取り戻し自律神経が安定すればパニック障害の発作が治まってくれますし、発作が無くなる事で次第に予期不安も解消していきます。

横浜でパニック障害に強い整体、カイロプラクティック院リリースセラピーのホーム

Posted by 日本カイロプラクティックフィジシャンズ協会 清水武志