当院では安心安全な頚椎矯正を行っています
目次
慢性的に続いてしまう首や肩の凝り
現代生活には必要不可欠となったスマホやタブレット端末、パソコン。
これらの普及に伴い操作時の不良姿勢に起因する慢性的な首や肩の凝り(痛み)、猫背や巻肩に悩む人が年々増えています。
不良姿勢に伴う首や肩の問題は単純に凝りや痛みだけに留まらず、頚椎や頭蓋骨など骨格的にも歪みを生じさせ、それによりスマホ首(ストレートネック)、自律神経やホルモンバランスの乱れ、眼(眼精疲労・ドライアイ)、耳(目まい・耳鳴り)、口腔(ドライマウス)、顎の痛み、顔の歪みや肥大(フェイスラインの弛み)更には浅い呼吸が慢性化し、やる気が起きない、集中力が続かないなどメンタル面でも悪影響を及ぼしてしまう恐れが有ります。
不良姿勢が慢性化してしまうと、マッサージ店などで首や肩周辺など凝っている部位を揉むだけの行為は完全に「焼け石に水」と言った状況になります。実際に影響を受けている筋肉は凝りを感じていない部位にも及んでいます。(胸部や腹部、腰部など)
また頚部の筋肉に対するマッサージは頚椎の矯正方向を一切無視し、やみくもに揉むだけの行為になりますので状況を悪化させる可能性も有り推奨は出来ません。
慢性化した不良姿勢と首や肩の凝りや痛みから解放されたい場合は、まずそこに至る経緯を皆様にも知って頂き、その後は正しい姿勢を常に意識した生活を心掛けると共に必要に応じてプロの施療家により筋肉の過度な拘縮を取り除きつつカイロプラクティックやその他手技療法による骨格矯正で姿勢を整える事が大変重要になります。
スマホ首(ストレートネック)の弊害
不良姿勢による端末操作で近年急増中のスマホ首(ストレートネック)
スマホ首は首や肩の凝り、痛みに大きく影響を与える要因になります。
以下の習慣がスマホ首(ストレートネック)、首こり、肩こり、猫背や巻肩に繋がっていきます。
この様な姿勢でスマホを操作している人をよく見ると思います。
頭を垂れた状態でスマホ操作を継続していると次第に後頸部(首の後ろの筋肉)が弱化し次第にスマホ首に導かれますので絶対に止めましょう。
スマホに依存した生活習慣自体も問題ですが操作をしている時の姿勢は尚のこと影響力が大きくなります。
スマホを操作する際は極力頭を垂れない様に意識し、正面を向いた目線の先にスマホ本体が有る様に操作をしてみて下さい。
利き手が右の場合、画像の女性の様に右手で端末を持ち、左手でスマホを操作するのが理想的ですが実際は逆になっている人が大半だと思います。その事も身体を歪ませる要因になっています。
また顎を引く事で適度に後頸部の筋肉が鍛えられストレートネックの予防になりますので顎を引く意識も忘れない様にしましょう。
パソコンのモニターを食い入る様に見ながらの操作もスマホ首や猫背、巻き肩などを誘発します。横から見た時に耳と肩、大腿骨の付け根付近が一直線上になる様に姿勢を意識する事が重要です。
デスクトップPCの場合はモニターの高さを稼ぐ為にモニターの土台に発泡スチロールのブロックなどを敷いても良いかと思います。モニターの上端部と目線が同一になる高さが理想的とされています。
使用しているパソコンがノートパソコンでモニターの上端部と目線のラインを揃えられない場合は目線だけを落とす様にして絶対に頭を突出させない様に注意して下さい。
徹底して耳と肩、大腿骨の付け根部分が一直線になる姿勢を意識しましょう。
意外な盲点が洗髪です。基本的に毎日の習慣である事に加え眼に温水が入らない様に?流しやすい様に?頭を垂れる方も少なくないと思います。
この習慣も顔を正面に向けた状態で温水を流す方が首にも優しく、また髪への観点からもその方が理想的と美容師さんもおっしゃっています。
あぐらをかいた状態での長時間のゲームやTV鑑賞、宴会や作業台での細かな作業なども頭部の突出や猫背、股関節のバランスを崩す要因になります。出来ましたらあぐら座りは避けて正座用の座椅子を使用する事を推奨します。
自転車やバイクも乗車姿勢が前傾するタイプを選択すると首や腰への負担が増加します。スマホ首や猫背、反り腰(腰痛)などに悪影響を与える可能が有ります。
しゃがむ動作でも首や腰に対するストレスは変わります。画像の男女ですと奥の男性の方が前屈みの状況が強く、この状況ですと手前の女性よりも首や腰に対する負荷は強くなっています。
例えば飲み物を自販機で購入し受け取り口から取り出す際に奥の男性の様に前屈みで取り出す癖がついてしまっていると次第に「猫背+反り腰」の傾向が強くなってしまいます。(体型も崩れます)
必ず手前の女性の様に一旦しゃがんで腰を落としてから飲み物を取り出す事が重要になって来ます。これは自販機に限らず足下での作業の際には総じて同様の事が言えます。
上記画像の様な悪しき習慣が長きに渡り続く事で次第に首の前弯(頚椎の前方へのカーブ)が消失しストレートネックになって行きます。この事が慢性的な首や肩の凝りに大きく影響します。
※ストレートネック(前弯消失)へのイメージ
加えて20代の頃は筋力も比較的充実していますが、男女共に30歳を過ぎると次第に筋力が衰えが始めます。(年1%程度の割合で筋力が衰えると言われています)
特に物心ついた頃からPCや携帯端末に慣れ親しんで来た平成生まれ以降の世代は昭和世代以上にストレートネック由来の体調不良を訴える方が今後増えるのではないかと予想しています。
ストレートネックは状況が酷くなる前に正しい生活習慣(姿勢)の認識を深める事が大変重要です。また悪化させれば悪化させるほど凝りや痛みから解放されるまでの時間も自ずと長くなります。
当院に於きましても、今現在の不良姿勢や頚椎(首の骨)の変位が小さい(姿勢が良い)方ほど頚椎矯正時も「伸ばされる感じがして気持良いですね」と言った感想で追われますが、画像左側の人の様な極端なストレートネックに加え酷い猫背や巻き肩も伴ってしまうと頚椎の矯正に後頸部(首の後ろ)や前頸部(首の前側)の筋肉が柔軟に対応出来ない状況が発生し、正しい矯正方向への操作であっても可動の制限やキツさを感じる事になります。
画像左の男性の様な状況になるまで放置をしてしまう方は稀ですが、ストレートネックも極端に酷い状況になってしまうと矯正操作にさえ後頸部の筋肉が耐えられなくなってしまう事が有ります。
こうなってしまいますと当院に於きましても矯正操作は困難になります。(仮に矯正操作を行っても後頸部を関連する筋肉が支えられず首が痛くなるだけと予想されます)
弱化してしまった後頸部の筋肉を少しずつ強化(筋トレ)し矯正に耐えうる必要最低限の筋力を回復させる必要に迫られます。それだけ悪化させてしまったと言う事です。
その他に首や肩の凝り、痛みに影響してしまう悪習慣とは(代表例)
こちらも前出の画像の別バージョンです。ソファーの肘掛けに頭を乗せて横向き、あるいは仰向けになって寝る人も少なくないと思います。
これも首へのストレスを考えると絶対にやってはいけない悪しき習慣です。横向きで側弯、仰向けでストレートネックに影響します。
ハイヒールも必然的に前傾姿勢を誘発しますので「猫背+反り腰」の傾向が強くなってしまいます。ヒールが高くなればなるほど身体には負担が掛かっていると解釈して下さい。
「猫背+反り腰」の不良姿勢は首の問題だけでなく腰痛や膝痛、全身に及ぶスタイルの悪化など健康面でも美容面でも何一つ良い事は有りません。悪影響だけです。
重い荷物が入った片手使用が前提のバッグを肘を曲げて持ったり、肩に直に掛ける習慣も胸や首肩周辺の筋肉の緊張を強めると同時に猫背を誘発します。
画像の様な持ち方は鉄アレーの類を肘を曲げた状態で持っているのと同様になりますので結果的に胸の筋肉が短縮した状況が長く続き結果的に猫背に導かれます。
バッグは肘を伸ばして持つか適切な長さにベルトを調整したデイバッグを背負う方が身体への負担は少ないです。(それでも多少は猫背になります)
腕組みの習慣も胸部を圧迫し猫背に誘導され易くなるので止めた方が良い習慣です。(後ろで組む分には前側ほど問題は有りません)
度数の合わない眼鏡も眼精疲労からの首や肩凝りに繋がります。
また1点を凝視(集中)する様な細かい作業も長時間継続をする事で首や肩が凝る原因となります。
ゴルフは首や肩に負担の掛かるスポーツの一つです。(プロゴルファーは腰以上に首を傷めてしまう方が多いです)
「胸を窄める」「前傾姿勢になる」「一方向に身体を捻り続ける」など身体に悪い事が盛り沢山です。猫背、反り腰、側弯と言った形で問題化し易くなります。
また野球やソフトボール(特に右投げ右打ち)は左側弯に影響します。
ソファーに踏ん反り返る座り方は首は勿論、腰にも多大なストレスになりますので止めましょう。腹筋に対する刺激も無いのでお腹も出易くなります。
つまるところ行儀の悪い座り方はご自身の身体に悪影響な上、スタイルさえも着実に悪化させます。
悪習慣に伴う筋肉の過度な拘縮とは
これまでご説明させて頂いた悪しき習慣を続ける事でストレートネックを始めとする頚椎の変位や猫背、巻き肩の発生、加えて前傾姿勢の影響で多くの方が反り腰にもなり日本人に最も多いとされる「猫背+反り腰」の状態で安定してしまいます。
ちなみに当院にお越しになられる方々も多くのケースで「猫背+反り腰」です。その上でその方の利き足や利き腕が影響し更に身体の歪みが加速します。
一般的に多い「利き足が右、右利き腕も右」の人の筋肉の拘縮傾向がどの様になるのかは頭痛解説コラム内「利き足・利き腕の影響を受けやすい部位」を参照下さい。
悪習慣に伴う骨格的な歪み
不良姿勢や悪しき習慣、利き足利き腕の影響により筋肉の拘縮にも偏りが生じる事が何となくご理解頂けましたでしょうか?
次に先ほどは「猫背+反り腰」と言う事で不良姿勢に伴う横から見た際の身体の歪みに関してお話をさせて頂きましたが今度は身体の後方から見た際の身体の歪みのパターンです。
解説図では最もポピュラーな「右利き足、右利き腕」の方に多い歪みのパターンにて解説させて頂きます。(筋肉の拘縮具合により右利き足、右利き腕の方でも下記画像とは異なる状況になる事も有ります。あくまで傾向として捉えて下さい)
①利き腕側の肩や腕が前下方に下がります。
②右手が前に出る際に右股関節は外側方向に開きます。
③「②」の動作に影響されて右の骨盤が上前方に変位し易くなります。
④右手が前に出る事で左股関節は内側方向に閉じます。
⑤左の骨盤は後方に動きやすくなり座骨も右側に比べて後方にズレます(触診により皆さんも左右のズレを実感出来るレベルになります)
⑥背骨は脚力(足が前に出る力)の弱い左側の方に逃げて来て左側弯となります。
⑦左肩は右肩に比べて高くなります。
⑧頭は左方向を向きやすくなり、一方で右側から後ろを振り向く動作が苦手になります。
根本的な問題解決の為の当院のアプローチ
当院では他店にて問題解決に至らなかった方々を救う為、首肩の凝りや痛みに於いても根本的な問題解決を念頭に置いた施術をご提供させて頂きます。
長年に渡り界隈の整体院やカイロプラクティック院、整骨院やマッサージ院などに足繁く通うも一向に改善されない方々の主な要因を皆様の実体験と併せて考察してみました。
首肩の凝りや痛みが永続的に続いている方々の特徴
●筋肉を揉みほぐすだけの施術しか受けていない。(意味が有りません)
●頸椎矯正を受けていない。(矯正の出来る先生が極めて少ない様です)
●肩関節の矯正を受けていない。(理由は頸椎に同じ)
●肩鎖関節や胸鎖関節など鎖骨と隣接している関節の矯正を受けていない。(理由は頸椎に同じ)
●頭蓋骨(顎関節含む)のチェックを怠っている。(理由は頸椎に同じ)
●胸椎の矯正を受けていない。(ズレを細かくチェックされていない?)
●肩関節の癒着が残っている。
●そもそも不良姿勢の改善を目的とする施術と必要なアドバイスが一切なされていない。
上記の特徴は、いずれも重要度が極めて高く、どれか一つでも施術を疎かにすると根本的な問題解決には至らない可能性が有ります。当院では必要に応じて上記の問題にも対処させて頂きますのでご安心下さい。
今回は主に首肩の凝り、痛み、ストレートネックに焦点を当てて解説して参りましたが当院の施術ではこれらの症状に限らず他の症状に於いても根本的な問題解決を念頭に施術やアドバイスをさせて頂きます。どうぞお気軽にお越しください。
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